MCパラダイス
MCパラダイス(エムシー -、1993年1月13日 - )は、東京都板橋区出身のビデオ販売員、プロ野球選手(外野手)。右投右打。イケメンズ所属。
イケメンズ #12 | |
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MC HAMMER | |
基本情報 | |
本名 | 濱本エムシーハマー |
別名 | 濱本縞馬(出生時) |
国籍 | ![]() |
出身地 | 東京都板橋区 |
生年月日 | 1993年1月13日 |
選手情報 | |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
入団 | 2015年1月 |
登場曲 | 光GENJI『パラダイス銀河』 |
経歴 | |
・城北高等学校 | |
・松山大学 | |
・TSUTAYA |
目次
経歴
青年期
言葉を即興でラップにすることを得意としており、国語や数学の教科書を朗読する際は好評を博した。
渡米
高校卒業後、すぐに本格的な活動を開始。本名は濱本 縞馬(じぶら)であったが、六星占術で大殺界を迎えてしまうことを恐れ、占い師の助言で濱本 MCハマーに改名する。なお、この改名を受けて、Zeebraの大ファンであった両親から勘当されている。
アメリカ・ロサンゼルスでの2年間の活動を経て、ホーミーの習得を目指すべくモンゴルへ渡る。
モンゴル時代
モンゴルの遊牧民を束ねていた長老に弟子入りし、およそ1ヶ月間ホーミーの練習を行った。
モンゴルを訪れることは、小学校時代に国語の授業で朗読した「スーホの白い馬」を知ってから濱本にとって最大の悲願であり、広大な草原で馬頭琴を音色を奏でた際、濱本は感動のあまり涙を流した。長老から馬頭琴を譲り受けた濱本は、お礼にラップ版「スーホの白い馬」を一族に向けて披露した。
その後、ミャンマーの内戦で心身を病んだ人々の存在を知った濱本は、癒やしの音色を届けるべく、馬頭琴を携えてミャンマーへと飛び立った。
ミャンマー時代
馬頭琴のサイズが飛行機の持ち込み制限に抵触したため、急遽ウランバートルで竪琴への改造を行う。何とか規制を逃れた濱本はミャンマーのヤンゴン国際空港に到着。しかし、その後首都ネピドーに向かう際、濱本は消息を絶ってしまう。
イケメンズの団員たちは濱本の安否を気遣い、ミャンマー遠征を試みる。そんな彼らの前に、濱本によく似た上座部仏教の僧が現れる。彼は、肩に青いインコを留らせていた。団員は思わずその僧を呼び止めたが、僧は一言も返さず、逃げるように歩み去る。
大体の事情を推察した小川克巳は、親しくしている物売りの老婆から、一羽のインコを譲り受ける。そのインコは、例の僧が肩に乗せていたインコの弟に当たる鳥だった。団員たちはインコに「オーイ、ハマモト、イッショニ、ニッポンヘカエロウ」と日本語を覚えこませる。数日後、イケメンズが森の中で練習していると、涅槃仏の胎内から竪琴の音が聞こえてきた。それは、まぎれもなく濱本が奏でる旋律だった。団員達は我を忘れ、大仏の体内につながる鉄扉を開けようとするが、固く閉ざされた扉はついに開かない。
やがてイケメンズは3日後に日本へ帰国することが決まった。団員達は、例の青年僧が濱本ではないかという思いを捨てきれず、彼を引き連れて帰ろうと毎日合唱した。歌う野球チームは森の名物となり、柵の外から合唱に聞き惚れる現地人も増えたが、青年僧は現れない。小川は、日本語を覚えこませたインコを青年僧に渡してくれるように物売りの老婆に頼む。
出発前日、青年僧が皆の前に姿を現した。練習場の柵ごしに団員達は『We Are The World』を合唱する。ついに青年僧はこらえ切れなくなったように竪琴を合唱に合わせてかき鳴らす。彼はやはり濱本外野手だったのだ。団員達は一緒に日本へ帰ろうと必死に呼びかけた。しかし彼は黙ってうなだれ、 光GENJIの『パラダイス銀河』を弾く。日本人の多くが慣れ親しんだその歌詞に「大人は見えない(=お前たちには見えない)しゃかりきコロンブス」と詠う別れのセレモニーのメロディーに心打たれる団員達を後に、濱本は森の中へ去って行った。
翌日、帰国の途につくイケメンズのもとに、1羽のインコと封書が届く。そこには、濱本が首都ネピドーに向かってからの出来事が、克明に書き綴られていた。
戦闘に巻き込まれて傷ついた濱本は崖から転げ落ち、通りかかった原住民に助けられる。ところが、実は彼らは人食い人種だった。彼らは濱本を村に連れ帰り、太らせてから儀式の人身御供として捧げるべく、毎日ご馳走を食べさせる。
最初は村人の親切さに喜んでいた濱本だったが、事情を悟って愕然とする。
やがて祭りの日がやってきた。盛大な焚火が熾され、縛られた濱本は火炙りにされる。ところが、不意に強い風が起こり、村人が崇拝する精霊・ナッの祀られた木が激しくざわめきだす。「ナッ」のたたりを恐れ、慄く村人達。濱本外野手はとっさに竪琴を手に取り、精霊を鎮めるような曲を弾き始めた。やがて風も自然と収まり、村人は「精霊の怒りを鎮める濱本の神通力」に感心する。そして生贄の儀式を中断し、濱本に僧衣と、位の高い僧しか持つことができない腕輪を贈り、盛大に送り出してくれた。
ビルマ僧の姿でネピドーを目指す濱本が道々で目にするのは、無数の日本兵の死体だった。葬るものとておらず、無残に朽ち果て、蟻がたかり、蛆が涌く遺体の山。衝撃を受けた水島は、英霊を葬らずに自分だけ帰国することが申し訳なく、この地に留まろうと決心する。そして、水島は出家し、本物の僧侶となったのだった。
水島からの手紙は、祖国や懐かしい隊員たちへの惜別の想いと共に、強く静かな決意で結ばれていた。
手紙に感涙を注ぐ隊員たちの上で、インコは「アア、ヤッパリジブンハ、カエルワケニハイカナイ」と叫ぶのだった。
特徴
パワーのあるスローイングから繰り出される矢のような送球が持ち味。
人物
日本に住んでいた時期は成人向けビデオを毎日のように視聴していたが、渡米以降は音楽の持つ力に魅了され、音声のみでビデオを楽しむようになった。
詳細情報
年度別打撃成績
規定 | 安打 | 打率 | 出塁率 | 本 | 打点 | 盗塁 | |
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2015 | - | 1 | .111 | .273 | 0 | 0 | 0 |
2016 | ○ | 7 | .269 | .387 | 0 | 1 | 0 |
2017 | ○ | 9 | .281 | .378 | 0 | 0 | 1 |
2018 | ○ | 4 | .129 | .250 | 0 | 4 | 3 |
2019 | ○ | 3 | .091 | .286 | 0 | 0 | 2 |
2020 | . | . | |||||
通算 | 26 | .184 | .320 | 0 | 7 | 7 |
※太字はチーム内最高
- 2019年度シーズン終了時
背番号
- 12 (2015年 - )
脚注