畠山鯨
畠山 鯨(はたけやま げい)、HG(1990年4月21日 - )は、宮城県白石市出身の漁師、プロ野球選手(投手)。右投右打。イケメンズ所属。
イケメンズ #4 | |
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HG | |
基本情報 | |
本名 | 畠山鯨、HG |
別名 | 中二病でもゲイがしたい! |
国籍 | ![]() |
出身地 | 宮城県白石市 |
生年月日 | 1990年4月21日 |
選手情報 | |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
入団 | 2016年3月 |
登場曲 | リッキー・マーティン「Livin' la Vida Loca」 |
経歴 | |
・東北高等学校 | |
・神奈川大学 | |
・西武鉄道 |
目次
経歴
リトルリーグ時代
1999年、ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)のソニー仙台に所属していたサッカー選手である父が、当時J2の横浜FCに移籍した影響で横浜市内に移住。横浜市内の少年野球チームに所属し野球を始める。加入時のポジションはライトであったが、次第に投手としての才能を見出され、4年生の時には主戦投手となる。6年生として参加した2003年はチームを全国大会に導き、優勝を果たす。
しかし、全試合で完投をしていた畠山は、決勝の直後に右肩を故障してしまい、投手として再起不能な重症を負ってしまう。途方に暮れ落ち込んでいたが、英毅の勧めで右投げから左投げに転向する。
中学・高校時代
中学校入学後、初めはサッカー部に所属していたが、かつてのチームメイトである小森のいる野球部の荒んだ現状を見て、野球部への入部を決意する。
中学3年間で優秀な成績を残した畠山は、甲子園常連である海堂学園高校野球部のセレクションに合格。入学を果たすも、ギブソンの息子が握った寿司の旨さに感銘を受け、単身渡米し寿司職人となることを決意する。
渡米
寿司職人となることを夢見て渡米し、カリフォルニアの寿司店で修行を重ねたが、アメリカ流寿司の自由奔放なスタイルに適応出来ずに半年で退店する。一時は生魚を見ると嘔吐するほどにふさぎ込んでしまい、コンドミニアムでアルバイトをしながら自堕落な日々を過ごしていた。
そんなある日、オンタリオ湖で釣りに四苦八苦する少女を見つける。一匹も釣れないでいた彼女を見かねた畠山は、「魚との対話」の重要性を彼女に伝える中で、魚と楽しく接していたかつての記憶を思い出し、再び寿司への情熱を滾らせる。すぐに日本に帰国し、今度は漁師として一人前になるための修行を開始した。
帰国・漁師への転身
2012年、地元である気仙沼港で漁を行っている親戚のもとで、マグロ漁に特化した特訓を3年間行った。築地に移籍した2016年には、畠山の水揚げしたマグロが有名寿司チェーンからの入札を受けている。
2016年3月、マグロの買い付けに築地を訪れた小川克巳に技術を見初められ、イケメンズに加入。
イケメンズ時代
2016年よりイケメンズに加入。好投を続けつつ本塁打も記録し、2016シーズンの最優秀新人賞を獲得。
2017シーズンはチームのエース投手として8試合に先発し、投手最高の栄誉である稲右賞を受賞。
2018シーズンは60投球回を達成し、2年連続となる稲右賞を受賞。
特徴
投球
変化の鋭いスライダー、カーブの安定性を軸に、高い制球力でゲームを支配する投手である。1イニングでの平均与四球は通算で0.3を記録している。
打撃
コンパクトなスイングから長短打を放つ。引っ張り傾向がやや強く、安打割合は7割が左方向である。2016年には自身の初登板初先発の試合で本塁打を放っている。
入場曲はリッキー・マーティンの"Livin' la Vida Loca"(日本では郷ひろみがカバーしたGOLDFINGER '99として有名である。)。
人物
KAT-TUNのファンであり、そのデビュー曲であるReal Faceの一節「きっと頭よりココロで考えるタイプ」を座右の銘としている。 チーム内でもその自己認識に異論はなく、小川克巳からは「打席に入ると坂田利夫を上回る」、宮田観鈴からは「脳筋」と評されている。
東京・板橋区に広大な3階建ての一軒家を個人所有している。祖父より相続したものでありながら、スマートハウスを導入するなど、あらゆる設備が最新のものに置き換えられている。しかしながら、チームメイトを招き入れることは頑として拒絶している。 その原因として、足立区民はタイムマシンを開発しているためではないか、と推測している。
詳細情報
年度別打撃成績
規定 | 安打 | 打率 | 出塁率 | 本 | 打点 | 盗塁 | |
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2015 | - | 1 | .111 | .273 | 0 | 0 | 0 |
2016 | ○ | 7 | .269 | .387 | 0 | 1 | 0 |
2017 | ○ | 9 | .281 | .378 | 0 | 0 | 1 |
2018 | ○ | 4 | .129 | .250 | 0 | 4 | 3 |
2019 | ○ | 3 | .091 | .286 | 0 | 0 | 2 |
2020 | . | . | |||||
通算 | 26 | .184 | .320 | 0 | 7 | 7 |
年度別投球成績
規 | 試 | 勝 | 敗 | S | IP | ERA | BB/IP | SO | BB | |
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2015 | ||||||||||
2016 | ○ | 6 | 1 | 4 | 1 | 32 0/3 | 2.62 | 0.19 | 34 | 6 |
2017 | ○ | 8 | 9 | 2 | 1 | 38 0/3 | 3.50 | 0.34 | 35 | 13 |
2018 | ○ | 13 | 4 | 8 | 0 | 61 2/3 | 2.72 | 0.37 | 39 | 23 |
2019 | ○ | 18 | 3 | 2 | 2 | 55 0/3 | 1.02 | 0.45 | 42 | 25 |
2020 | ○ | 3 | 0 | 0 | 0 | 7 0/3 | 4.77 | 0.43 | 5 | 3 |
通算 | 48 | 14 | 16 | 4 | 194 0/3 | 2.45 | 0.36 | 155 | 70 |
※太字はチーム内最高
- 2020シーズン中断時
背番号
- 4 (2016年 - )
脚注